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今日のぼやき2002年5月









5/29
この更新が記念すべきMac一発めの更新。

久しぶりにカチンときた。温厚で全国にその名を知られる僕も久しぶりにカチンときた。
某有名ファーストフード店にデリバリーを頼んだ。ここ最近金欠に苦しむ僕にとってそれは勇気ある贅沢とも言える行動だ。
受話器を手に取り、電話番号をプッシュし電話をかける。
「さわやか」とか「元気」とは程遠い闘病生活3年めに突入と言わんばかりの声で電話に出る男。この時点で警戒態勢に突入する。
僕は注文を頼む
「○○と△△と□□を・・・」言い終わるか終わらないか位のタイミングで
「少々お待ちください。」
電話の向こう側ではなす声が聞こえる。
「△△ってどこでしたっけ?」
「それ」
「えっ?」
「そこそこ」
「お待たせいたしました。後ご注文は・・・?」
この時点で□□がこの男の中で認識されていない恐れがあるのでもう一度言う。
「□□を・・・」
「あっ、はい・・・」
またまた電話の向こう側の会話が聞こえる。
「□□はどこでしたっけ?」
「ここ」
「あっ。」
「他にご注文はございますか?」
呆れてしまう。操作を覚えていないのならまだいい。はじめから全てができる人間などいやしない。しかしね、電話越しの声が聞こえないように受話器を手で塞ぐとかできんのかい。と思ってしまう。
しかしまぁそんな事でおこるほど短気ではない。
注文を終え、受話器を置き、配達されるのを待つ。
数十分後配達のお兄さんがやってきた。
「お待たせいたしました。ご注文の品になります。」
と言って商品を一つずつ手渡す。がしかし一つ商品が足りないのだ。
「あっ、□□を忘れてきてしまったので、今すぐ取りに行きます。申し訳ございません。」
まぁしょうがない。忙しかったのか入れ忘れてしまったのだろう。考えられなくもないミスだ。
しかしその後がまずかった。温厚な僕の逆鱗に触れたのだ。
「先にお会計よろしいですか?」と言うので用意しておいた一万円札を渡す。
すると彼はこういう
「あ〜一万円だとオツリがないんですよね・・・」と。
ここが許せん!限り無く許せん!!
それくらいの事は前もって予想できんのか!?と声を大にして言いたい!
仮にこの配達のお兄さんが数件のお宅に配達していたとしよう。それならその全部のお宅が一万円出しても大丈夫なようにおつりを用意しとかんか!
と言いたい!伝えたい!
その小さな企業努力がいずれ実を結び大きく花開くのではないのか!?
と言いたい。
そして再び忘れた商品を届けにきて
「お待たせしました、□□です」とのうのうといってのける。
「申し訳ありません」の一言もなしだ。
以前のぼやきにも書いたかもしれないが、あるファーストフードのアルバイト募集の垂れ幕にこう書いてあった。
「教科書のない仕事です。」
いくら教科書がなくたって最低限のことは教えなさい。と言いたい。


飲食店の話が出てきたところでもう一つ言わせて頂く!!
わが町には店員さんの元気が一杯のラーメン屋さんがある。それはもう元気だ。
店内に入ると鼓膜が破けて脳みそまで破壊しそうな大きな声で「いらっしゃいませ!!」という声が響き渡る。
ここの店員さんはとてつもなく元気だ。
がしかし、店員さんの元気の度合いに比例して客(少なくとも僕)の元気はなくなっていく。
そんな元気山盛りのお店に一言以上もの申す!
「うるさい!」と言うよりもむしろその声がイタイ!
こうなったらもう遠慮なく言わせてもらう。少なくとも僕にとってあなたたちのその声量は百害あって一利無しだ。
そしてそのお店のひっかかるもう一つの事が一人の店員さんが「餃子はいりましたぁ!!」というと他の店員が「よろこんでぇ!!」と呼応する。
寒気がする。
「○○お願いしまぁす!!」「よろこんでぇ!!」吐き気がする。
そのいやらしさに嫌気がさす。少なくとも僕はとてつもなくやるせない気分になる。
どう見ても学生の男がラーメンを作る事はまだしも皿を洗う事に喜んで取り組めるとは到底思えないのだ。僕もひねくれ過ぎだと思うのだが、そういった客に「当店は元気いっぱいで、店員も気持ち良く仕事をしてる」とアピールする事に嫌気がさしてしまう。
むしろ「この店は嘘つきだ」とそこまで考えてしまう。僕の性格もやや難ありだが、少なくともそういうお店にはしばらく行く気がなくなる。
サービスというものを履き違えているような気さえもする。


そんな事より清原はいつ復活するのだろう?はやく彼の完全復活が見たい今日この頃。





5/7
一体どこへ行くというのだろう?またまた一ヶ月更新無しだ。
こうなるともう自己嫌悪という陳腐な言葉で表現しきれなくなってくる。
気を取り直し、自分に喝をいれガンバリマス。
たまに熱風に訪れてくれる方々、ちょくちょく訪れてくれる方々、毎日のように訪れてくれる方々、毎日来てるけど更新履歴に「今日のぼやき」が記されていないとすぐに立ち去る希有な方々、いつも来ていただき誠にありがとうございます。
この「熱風」も7万HITも目の前というところまでやって来ました。
1999年、世紀末に立ち上げたこのサイト。当初目標カウンとは1万を掲げておりました。それも皆様に暖かく見守られ一周年を迎える前に達成できました。その後目標を10万HITに掲げ現在頑張っております。
これからもどうぞよろしくお願いします。


さて、世間ではG.W.が終わりを告げ、あわただしくもせわしい毎日が始まる。
そんなG.W.のある一日KOGは近所の駐車場にいた。
別段G.W.とはいえ現在自由人の私には特に関係がなく、いつもと変わらないがやはり世間様は休みの方々が多く、私の周りの人間も同様であった。
しかしその日はだれも予定が空いていなく、一人ポツンと駐車場に立ちつくしていたのだ。
その駐車場からは「ブンッ、ブンッ・・・」という風切り音が聞こえてくる。
私はその日陽も沈みかけた駐車場で先日購入した松井モデル木製バット(軟式用)を握りしめ素振りしていた。

世間はG.W.。当然家族連れの乗用車にて高速道路は埋め尽くされ、行楽地には賑やかな笑い声が響きわたり、旅先から家に帰れば「あ〜疲れた」と言葉とは裏腹の最高の笑顔で発している。それは現代日本における代表的な連休の過ごし方とも言えるのではないだろうか?
それなのに何故私は近所の駐車場で素振っているのだ?
私は甲子園を目指す高校球児か?否!まず「高校」という時点でダウトだ。
社会人野球にて週末には汗を流すスポーツマンか?否!これまた「社会人」という時点でダウトだ。
プロ野球テストを目前に控えたセミプロ選手か?否!
それなのに私は近所の駐車場にて素振る。
ただ素振っているだけならまだ救いがあったのかも知れない。
何を血迷ったか「この時に身体が開くと左肩が上がっちゃうからダメだな」とか「これだけコンパクトに振れれば厳しい内角の球もはじき返すことが出来るな」とかブツブツ言い出す始末。
あらゆるコースを想定したスイングを試す。「いつ何時チャンスが訪れても大丈夫なように・・・」と決して訪れる事がないであろうチャンスに向けて素振る
その昔まだ私が若かりし頃、中学のクラスメイトは2月14日に大きな手提げ袋を持参していた。
お世辞にも彼は女性に人気があるような男ではなく、むしろちょっと敬遠されているところがあるくらいだ。
そんな彼が持ってきた大きな手提げ袋。もちろんそれはバレンタインのチョコレートの為に用意した、チョコレート入れだったのだ。
しかしその袋がチョコレートで満たされることはなかった。大きな手提げ袋とは似つかない小さなチョコレートが一つ。そのチョコレートというのも時間が経つにつれ笑顔が消えていく彼を見かねた友人がこっそりと「ヤツにチョコレートをあげてやってくれ。これではあまりにもあまりだ」と仲のいい女の子に頼んだ末に格納されたモノだ。
その時に私は「なぜあいつはあんな袋を持ってきたんだろう?モテモテの男でもあの袋を満たすのは至難の業だ」と思っていたが、今の私は彼と共通する部分があるのだろうか?役に立つ可能性のないバッティングスイングをひたすら繰り返す。
駐車場に車を取りに来る方も車までの最短距離の途中に私が激しく素振っているため、少し迂回せざるを得ない。その上一人でブツブツ言っているのだ、もう少しで制服を着たおまわりさんに両脇を抱えられかねない。
「君、こんな時間にこんな所で何をやっているんだね!?」
なんて問いに
「いえ、肩口から食い込んでくる縦カーブに対してどうしても身体が開いて打ち上げてしまうもんですから、ヘッドをたたんで、身体に巻き付けるようにコンパクトにスイングする練習を・・・」なんて言いながら素振りを見せようもんなら、最近けん銃の使用規制が甘くなっている日本警察の方に発砲されかねない。

徐々に道行く人々の視線が痛くなってきて、「今日はこの辺で」と自分に言い聞かすようにして駐車場を後にした。
家に帰りふと自分の手のひらを見ると見事な「タコ」が出来ていた。
「お前も大変だな」と自分の身体に語りかけ、テレビをつけてナイターを観戦する。
そんな自分が好きさ。



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