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今日のぼやき2000年12月









12/14
ちっくしょう・・・ちっきしょう!!何故だ!!どこに行ったんだ!?オイラが必要としているときにお前は必ずどこかへ旅立ってしまう!
たまらなく君を必要としているのに。何処へ行ってしまったというのだ・・・

耳かきよ!!

と言うのが風呂上がりの今の僕の心境でございます。
風呂上がりの耳掃除。こいつは一日の疲れを癒すプログラムの一つになっていて、思い立ったら何がなんでもほじくらにゃぁ気が済みません。いつもは草の根分けても探し出してほじくり回してやるのですが、今日に限っては何処を探しても出てきません。
我慢の限界です。指を突っ込んでみたところで欲求不満が増すばかりで、不快指数がどんどん上昇していきます。
一体彼は何処へ行ってしまったのでしょう?所定の位置はもちろんのこと、机の下、ソファとソファの間、ホットカーペット下からくまなく探しました。
見つかりません。いっそのこと捜索願を出したいくらいです。
きっと彼は今頃迷子になっためいちゃんのようにしくしくとすすり泣いているはずです。
サツキやおばぁちゃんの気持ちが今は痛いほどよく分かります。(多少脚色有)
しかし何故まぁ「ここぞっ」って時に行方不明になるんでしょうか?
もしかして新手のイヤガラセでしょうか?友達や家族がこっそりどこかへ隠してしまったのでしょうか?それも手の込んだイヤガラセでビデオデッキの中や、決して開くことのない国語辞典の中などに隠してしまったのでしょうか?
一体誰がなんの目的でこんなひどいことを!!(被害妄想爆進中)
そうこう言っている今もキーボードを打刻する手を止めては、あたりをちらっと見回しております。しかし彼はいっこうに姿を見せません。

あぁぁぁぁぁぁぁ!!耳かきどこ!!??どこなのよさ!?ビバ耳かき!!
あっ!!もしかして駐車場代の払いがおくれている不動産会社の差し金か!?もしくは先日試着だけして結局買わなかった洋服屋の差し金か!?もしくは子供の頃マネキンと間違えてフルパワーでカンチョウしてしまった男性の密やかな復讐か!?
スミマセンでした!皆さんスミマセンでした!僕が悪かったです!だから・・・だから耳かきを返して!!!

さてと、くだらない妄想癖はこれくらいにして気合い入れて耳かきを捜索して参ります。





12/12
いや〜来ましたね。冬。
寒いですねぇ、木枯らしですねぇ、布団が恋しいですねぇ、日本酒が最高に旨いですねぇ、でも・・・バチッときますねぇ!!

そう!!!静電気が!!

今年ももう僕は初静電気を観測いたしました。
いつもながら痛いんです。しかも今年の静電気は今までとは違った方法で僕にダメージを与えてくるのです。
ドアノブさわる・・・「バチッ」
人と手が触れる・・・「バチッ」
車のドアを開ける・・・「バチッ」
こんなものは日常茶飯事。たいして驚くほどのことではありません。むしろ生きてる証を感じてしまうほどだ。
しかし、こんな静電気マスターの僕でさえ「オットこういつぁ予想もしてなかったぜ。新たなる敵の出現だな」と思わせる世にも奇妙な静電気を観測しました。
正直今から説明するものが静電気であるかどうかの確証はないのですが、それ以外はちょっと考えにくいものなので、ここでは静電気として説明させていただきます。

前回のぼやきでもご説明したとおり、僕はスポーツクラブに通い始めました。
バスケットなどで体を温めたあと、普通のトレーニングをして気持ちいい汗を流しております。そして運動をしたあとというのはのどが渇きます。
運動をしたあとの水というのがこれがまた最高に旨いのです。
そのスポーツクラブには水飲み専用の水道があり、僕は上がる前に必ずその水飲み場で水を飲むようにしております。
その日も例外なく体から放出された水分を補給するために水飲み場へと向かう。
渇いたのどに澄み渡る水のことを想像しながら1秒でも早くと蛇口をひねる。
すると水達は「よっしゃぁ!!」と言わんばかりに一斉に綺麗な放射線を描きながら飛び出てくるのだ。
僕がその水に唇を近づけ、一気に口内一杯に水をほうばろうとしたその瞬間!!

バチコンッッッ!!!

来ましたよ。正直訳が分かりませんでした。例えるならば階段を上っていて(もしくは降りていて)最後の一段を登り切ったのに、自分はまだもう一段あると思っていて、思いっきりつまづきそうになるときと同じ位の驚きと恥ずかしさがありました。
トルメキアの艦隊がペジテのガンシップに襲われた時のトルメキア軍の驚きと焦りに勝るとも劣らないほどです。なんせ全く予期していなかった事態ですので、まさしく未知との遭遇です。
さて、これがなんの静電気かとご説明いたしますと、僕の予想では僕の唇と水との間に静電気が発生したのではと思うわけです。さんざん運動して体中に帯電して、電気君はどこかに発散できる場所を探しているわけです。そこに来て電気を非常に通しやすい水君とふれたわけですからここぞとばかりに「バチッッ」です。
僕はこの事態を理解するまでに結構時間を要しました。正直最初の数日は謎だったのですが、あまりにも毎回続くのでもしやと思ったら、2回目に飲むときはその「バチコン」は訪れないのです。
年々激しさを増していく静電気と僕との全面戦争。今度静電気が起きると予想できるときにはガスライターのガスだけを噴射して、静電気でライターを点火させてやろうかとさえ考えております。
やられてもタダでは起きない!これが今後の課題です。

ちなみに昨シーズンの静電気話は1999年12月22日のぼやきでごらんになれます。





12/4
最近僕は俗に言うスポーツクラブと言うところに通っている。
と言うのも先日サッカーという競技を興じたところ自分の体力の低下に嘆き「こんなんではダメだ!」と思い立ち、決心を固め入会致しました。
そのクラブはなんでも日本最大をうたっていて、その自信がうなずけるような無駄に広い面積に無数の器具がおかれ、バレーやテニス、バスケットや卓球等も楽しめる施設もあり、入浴施設はというと、そこらへんのアクアセンター等にも引けを取らないほどの充実ぶりなのだ。
さて、こんな事書くために僕もわざわざ夜中の1時を回っているというのに、キーボードを打刻したりはしない。
そこで素敵な事件が起こったからこうして頑張っているのだ。

その日も僕は一人もくもくと筋肉を鍛え、肺を追い込み、肉体の極限を見極めていた。
「フシュルゥゥゥ・・・フシュルゥゥゥゥ・・・」と音だけ聞いたら、一流の格闘家でも抜き足差し足で逃げ出してしまいそうな吐息を吐きながら鍛錬にはげむ。
ふと視線をあげるとそこには素敵な外国人紳士がランニングをしていた。
その紳士はどうやらその日が初めてらしく、最新のトレーニング機器を前にして少々困惑気味。
それはそうだろう。正直日本人の僕でさえ少々分からない部分もあったのだから。
するとインストラクターのお兄さんがサングラスをかけたくなるようなまぶしい笑顔を浮かべながら外国人紳士に近づいていく。
するとインストラクターの懸命な説明が始まった。恐らく相手が日本人であれば難なく問題解決であったのだろうが、相手が日本語の通じない外国人紳士とあっては少々勝手が違う。
インストラクターのお兄さんは中学英単語を並べて(何故中学英単語かというと理系の僕にも理解できる英単語だからである。高校レベルにならば僕なんかには分からないはず。)必死に説明している。
聞くところによると今の負荷の大きさを伝えたいらしいが、いまいちうまく言葉に出来ないらしい。
するとインストラクターのお兄さんが「これだ!」と言う表情を浮かべてこう言った。
「え〜・・・レベル、レベル、レベル・・・ご(5:手のひらはパー)

いやね。失礼だとは思いましたよ。彼も彼なりに一生懸命やっているわけだしね。テンパってただけで、通常ならば「ファイブ」位は言えるんだって事も。でもね、我慢できなかったんですよ。というよりも無意識のうちにね「プッ・・・」って吹き出しちゃいました。
ごめんなさいお兄さん。僕が分からないときも優しく教えて下さいね。