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最近毎日の晩酌をやめたので帰りに家の近くの自動販売機で500mlのウーロン茶を購入している。 昔中学校の時に何故か知らないがウーロン茶にはまった時期があり、それを思い出しながら風呂上がりの枯れきった喉にウーロン茶を流し込んでやるのだ。 これが馴れてくると(?)意外にいけるのだ。麦芽酒にも負けないほどの「のど越し爽やか!」である。 さて、そんなことはさておき、というよりこの自動販売機で買うウーロン茶というのがくせ者なのである。 ペットボトル(500ml)のウーロン茶は150円する。これは当然のことなので全く意に介さない。 しかし!ある日私はその裏に隠された事実を発見してしまったのだ! その日もいつものようにトボトボと家路に向かい歩いていた。そしていつもの自動販売機でウーロン茶を購入。 「搬出中」のランプが点滅し、ウーロン茶が出てくるのを待つ。この時間も結構長く感じる。 さぁ、いざウーロン茶が出てきたので取りだし口から取り出す。 するとそこには何かシールのようなものが張り付けてあった。 私はふとそのシールのようなものに目をやる。 そのシールのようなものとは値札だったのだ。 私は恐る恐る値札を凝視した・・・ 140円 時は止まった。確かにその瞬間私の周りだけ時は止まっていた。 「ぐぬぅ・・・」 その値札は自動販売機が置いてある前の店のものであった。ものすごく悔しかった。 金額にすれば 140×1.05=147 150−147=3 たかだか3円だが何処かむなしい気持ちになったのだ。 お店の人は何気ない気持ちで店内の商品で自動販売機の商品を補充したのだろうが、私にとってはその日一日がその出来事によって台無しになるほどショッキングかつデンジャラスな出来事だったのだ。
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